糖尿病の恐ろしさ
糖尿病の恐ろしさ
糖尿病の本当の恐ろしさは、
「合併症」です。
○血糖値がが高いといわれて放っておくと、気づかないうちに、
あらたな病気や症状を起こします。
合併症とは
合併症とは
その病気が源になって起こる、別の病気や症状。
糖尿病は、初期に表だって症状が現れないので合併症が起こりやすい病気です。
糖尿病の三大合併症は
「網膜症」「腎症」「末梢神経障害」。
いずれもゆっくり進行しますが、重症化するととても怖い病気です。
なお、脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化を起こすほか、若い人でも白内障になったり、切断に至る足の壊疸、
重症になりやすい感染症なども起こすことがあります。
また、糖尿病が進行すると風邪にかかりやすくなるなど、体の抵抗力が低下。
体中が病気におかされて、重い症状や生命の危機をともなうことも充分に考えられます。
・脳血管障害・・・糖尿病でない方に比べて、3〜6倍の頻度で発症
・心血管病変・・・糖尿病でない方に比べて、2〜4倍の頻度で発症
・神経障害・末梢血管障害・・・四肢切断原因の第1位
・網膜症・・・成人失明原因の第2位
・腎症・・・透析導入の原因の第1位
・脳 脳梗塞
・眼 網膜症 白内障 緑内障
・顔 顔面神経マヒ
・口 歯周病
・呼吸器 気管支炎 肺炎 肺結核
・心臓 狭心症 心筋梗塞
・腎臓 腎症 腎盂腎炎
・泌尿器 インポテツ 膀胱炎 排尿障害
・神経 末梢神経障害
・皮膚 皮膚病 感染症 潰瘍 壊疸
*三大合併症は「網膜症」「腎症」「末梢神経障害」